kuwathaiの日記

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zoom RSS 高速道路代1000円に誘われた九州

<<   作成日時 : 2009/05/28 05:22   >>

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画像杉並区内ではモーレツにおたふく風邪が流行っている。さすがに子どもが発症したら旅行なんか出来ないので予定を立てずにいたが、5月に入っても兆候はなさそうで2人とも元気なので海外逃亡をしようと計画を立てだした。5月1日(金)午前1時くらいのことである。
ところが直前で予約が入りそうなのは高いチケットか、中国線の一部の無料航空券しかないのね。お得感に弱い私としては、こんな高い時期に行くことはないと思ったが、ETC割引の恩恵を受けるべく車での九州旅行は妥協の最大の産物であった。ホテル代が高いことはこの時点では忘れていたのだ。はは。
まず出発前日の5月1日の金曜に行ったことは初日の宿取りである。この時点で最初のプランから6時間くらい。色々考えて「嬉野温泉」にした。嬉野温泉は佐賀県にあり、東京からおよそ1200kmある。黙って車に乗っている家族の事なんて全然考えていないといわれても仕方がない。
数時間後、子ども達が帰ってくると、「これから九州に行くぞ」と告げた。
娘は「いやだ」といった。
私は「大丈夫だ、たのしいぞ、パパを信じろ」などと目的のため適当なことを言って言いくるめる。
彼らに旅行出発が告げられてから4時間後の午後9時過ぎに着替えとか、ぬいぐるみとか、折りたたみ自転車とか、その他色々積んだ車は自宅を出た。
画像渋滞は想像以上であった。ダッシュボードの写真の右側にある時計は出発時の夜9時過ぎをさしている。この時点では翌朝7時くらいには遅くても神戸くらいにはいたいと思っていた。
ETC割引の恩恵は渋滞予測に反映されていなかったのだ。実は5月1日の夜8時頃東京を出ていればJARTICの事前予測のように意外に渋滞も少なく(といっても20km程度か)大阪まで行けらしいのであるが、結局東名に乗るまで普通なら20分くらいのところに1時間近くかかる大渋滞で遅くなり、さらに厚木手前から富士まで100kmくらいだらだら混んだのだ。さらに鈴鹿あたりから大阪まで(こっちは事故もあり壊滅的であった)渋滞のため、京都(山崎)で降りて宝塚まで一般道を走った。ここまでおよそ500km8時間半だから実は結構流れていると考えても良いかも。ここまで1850円であったのでいつもよりここまででも8350円安い。その後1時間半足らずで宝塚について佐賀の嬉野までは700kmを9時間あまり高速道を走った。大阪以降の渋滞は、関門橋のところでちょっと混んでいたくらいかな。
写真は広島あたりでぐったりしている娘と息子である。しかし、あと東京出発が2時間遅かったら大阪までもたどりつけないかもしれなかったと言うことがラジオからの情報でわかってほっとした。一応18時には宿に着いたからね。
画像ところで地方のサービスエリアでは、町おこし等で変な物が沢山売っていて楽しい。写真のキムチは「女子高生キムチ」ということ。結構材料なにかも厳選されていそうでうまそうであった。ターゲットは誰か?このパッケージでプラスはあるのか?田舎でおじいさんが家に買っていったら孫から疑惑の目で見られないかとかなどつっこみどころが満載でまじめな製品っぽいので色々心配になった。

山陽道は一般的に私以上にお得感に弱い関西人の大群が瀬戸大橋を渡るであろうと踏んでいたがその通りで大渋滞。それに引き替え私たちの通った中国道はのんびりしたものだ。窓の外の景色も、普段よく行く東京の北側の高速道路の景色はいかにも砂がとれそうな山を見ながら走るのだが、西日本はそんな感じの山肌がほとんどない。関西大震災で問題になった海砂(問題になったのは洗っていない海砂が腐食を早めたケースがあったことだが)を使うわけだなぁなんて思って広島で初めて交代してもらった妻の運転に揺られながら車窓の風景を眺めてそんなことを考えていた。
画像 んもー着きましたよ。佐賀嬉野温泉「嬉野館」。 着いたときには本当にうれしの感たっぷりであった。(書くのも恥ずかしい)
 この旅館、温泉の浴槽はかなり充実し、そこに資源をフォーカスしている感じでかなりよかった。湯量は豊富であるはずであるが、源泉掛け流しではない。それにも増して料理はすごかった。質はそこそこであるが全然食べきれない量。ただおいしいし満足感は低くない。従業員の方々もとても感じよく、満室で人出も足りないであろうが子どもの浴衣だのスリッパだの要求に気持ちよく応えてくれた。嬉野はお茶で有名であるが、お茶のおいしいことにビックリ。旅館でこんなレベルのお茶が普通においてあることはまずない。持って帰ろうかと思ったくらいだ。(笑) ファシリティは古いが正直1万円そこそこでこの満足度というのはたいした物だと思う。東京近郊ではあまりない。
画像そんな嬉野は歓楽街が結構あり、後から知ったことであるが歓楽温泉なのね。でもここにある旅館は50年営業してますみたいなただ者ではない感じのたたずまいのところが多い。そんなたたずまいの温泉旅館の周りには写真のような昔からありそうなおみやげ屋がある。写真を見ておわかりのように、自信のあるお茶を売りたいのであるが、その他のお土産や、子どもにねだられたときなど様々物をそろえています的な迷いが見える。この周りには旅館1に対して2くらいの土産屋、5くらいのスナックがあるがにぎわっている感じは全くない。がうら寂れた温泉街って実は嫌いではない。昭和が残っているから。
さて1200キロ走った翌日は30キロあまり先のハウステンボスである。バランス悪いと思われると思うが、過去の経験では615キロ2日に分けない方が楽なのだ。時間があるのでとりあえず嬉野温泉の足湯にいったりしてみてその後午前中にはハウステンボスに到着。ハウステンボスは中に車で入れない。ということはハウステンボス内のホテルに行くにはこの山のような荷物を持っていかないといけないのね。着いて初めてわかった。車寄せがないホテルというのは初めてとまったかも。実はこの時点で重大なミスを犯した。荷物に意識が行ってしまいサンルーフを開けっ放しでホテルに移動してしまったのだ。
画像ハウステンボスは個人的にはネズミがいるテーマパークより好感が持てる。遊ばされている感じがしないからかな。色々な楽しみ方ができる。元々その様なコンセプトで始めたが、経営難に陥りテーマパーク的なファシリティを作って持ち直したらしい。GW中と言うことでその手のファシリティは珍しく行列が出来ていた。(というかそうしないとチケットがもったいない〜) 
子ども達は雰囲気の良さとくじで当たったテディーベアー(旅行中常に一緒であった)に大はしゃぎであったがもしかしたらネズミのテーマパーク的な楽しみを知ってしまった彼らには物足りなかったかもしれない。とはいえチョコレートを作る過程を理解できるようなチョコレートショップがあったり、チーズも売っている物は価格相応と思えなかったが、それなりに作り方や伝統・文化が学べるようになっている施設は試食も出来て子供も楽しんでいた。もちろんローストしたカカオ豆をばりばり割って「チョコレートっぽい!」とかいって味見している家族は私たちだけであったが、、、、

昼頃着いてご飯を食べて少ししたらチェックイン時間の15時になった。この頃から雨がぱらぱら降ってきたので早速チェックイン。ママは早速昼寝。おちついたころ暇をもてあます子供達とホテル周辺を探検にいった。
ハウステンボス内のホテルヨーロッパはファシリティ的にはすごかった。サービスも頑張っている感が強い。ところがこんなに人が入ることを前提に作られていないし、沢山人が入るときに稼がないと維持していけないことも容易に想像できる。しかし何の準備もない私たちは晩ご飯で並ぶ長蛇の列ばかりのレストランという現実に直面することで急な需要増に対応できない構造にはじめて気づいた。
画像結局通常の晩ご飯より遅い7時過ぎに、コンシェルジュに言って無理矢理あけてもらったバイキングの枠での夕食であった。結構好いていて拍子抜けしたがバイキングのうまそうな刺身はもう切らしていた。
私はこれで良かった。食べ物はうまい。東京のホテルの休日バイキング並み。飲み放題のオプションもあったので質的にはともかく(といってもかなりの質のものと、まずくないワイン)、お酒だけでも十分元は取った。8時頃から花火があるということで子ども達はそっちにいってその間もひたすら飲み食べ続け、彼らが戻ってきた(自由に戻れる当たりも鷹揚でよい)ころには最後の客になっていた。ワインボトル1本は軽く飲んだし下の子はもうすでに寝ているから帰ることとする。 閉店時間前なのにみんな夜は早いのね。ハウステンボス内にはホテルの他にもヨーロッパ風のバーなどある。が、12時で閉店。私もとっとと寝ることにした。
朝起きると雨、朝食にはウェルカムシャンパンが無料で飲み放題であった。いいねぇこういうの。気分良かったがその日は大雨、サンルーフ開けっ放しの車に戻ると布のシートに水たまりが出来ていた。最悪。
画像本日はどうしようかと悩んだが(当然その日にどこに行くのか行き先に悩んでいるのだ)、博多でどんたくが行われているということでいってみようと言うことに。行きしなに子ども達に呼子のイカを食べさせてあげたくて唐津から呼子に行く。すると、活イカを食べさせる店は手前10キロくらいからみんな満席。人であふれかえっている。これはいってもダメだろうと諦めて博多にハンドルを向ける。濡れたシートにかぶせたタオルは水分で重くなっていて私の後ろ半分を濡らしているので立つと気持ち悪い。従ってあまり運転している姿勢から動きたくなかったかもしれない。我慢して車から降りて入った呼子手前の食堂の海産物はやはりおいしかった。椎茸とか煮干しとかが写真のように東京に比べると超格安であった。買わなかったけど。
画像
宿は中洲の前線基地であるエクセル東急の広めの部屋など取ってみる。これはどんたくで空きが少ないということもあるが、実は東急のホームページから予約を取ると良い部屋なら他のオンライン予約サイトに比べてそんなに高くないのだ。楽天等のサイトには載らないので混雑時にホテル宿泊が困難になる博多で当日でも予約が入った。博多は受験シーズンなど年に数回は本当にホテルの予約が取れなくなるが、出張で知ったナレッジが使えて嬉しい。
博多に着いた時点で実はほとんど時間的には祭りが終了していてあまりどんたく自体はみることが出来なかった。もちろん祭りの期間中、誰でもお酒が振る舞われる習慣があり、まつり自身でなくそういった光景をかいま見ることで雰囲気を味わえて満足であったが。
博多での晩ご飯は、割烹川田へ。この店は出張のときによく行くので一度みんなに食べさせてあげたかった。活いか、オコゼの活き作り、車エビの踊りと生の物ばっかり食べるので、女将さんに「お子さんも生の物ばっかり食べよるとですね」などとからかわれてしまった。昼間にいかが食べられなかったからね。
画像
中洲はどんたくの期間中なのにガラガラであった。やはり不景気なのかなぁ。店の宣伝をするわけではないが、写真は「エビのバチバチ」という要は酔蝦ですな。ただし老酒ではくてブランデー系のお酒を使っていると思う。これが生きた車エビ8匹で2000円程度。むいていただける上にエビの頭は後作りで唐揚げにしてくれる。東京で食べたら車海老代だけですな。白身魚のカルパッチョも1200円。しかも新鮮でうまい。妻と子供が嬉しそうに食べているのをみるととても幸せな気分になれますな。夜9時前にはみんなぐったりだったのでホテルに帰って即寝であった。
みんなが寝ても、翌日の宿を手配しなくてはならない。どこにしようかなぁと考えていたが、渋滞やアクシデントなどあって夜遅く着いてもどうにかなると言うことでホテルに投宿する事を考えると、コストの安い大阪かなぁと思い、上本町の都ホテルに予約を取る。
画像福岡から大阪まではざっくり700kmくらいある。子ども達が退屈であろうと思って海の中道にハンドルを向けるも渋滞で断念。朝食と昼食をあわせた食事をうどん屋で取ったりして結局福岡を出たのは昼近くであった。そこから先は半日また例によって高速道路であった。うまい具合にトムとジェリーのDVDで初期の頃の日本における著作権の保護期間が終了した作品が2枚組になったものがコンビニで売っており即購入。これで子ども達はそれなりに車の中での退屈な時間を消費することが出来た。個人的にはWilliam Hanna とJoseph Barbara の40年から58年のトムとジェリーは様々なアニメの中でも秀逸だと思う。お金のかけ方が違う。例えば出演の動物の声などもすべて楽器の音で表現している。サンプリングして加工できる時代ではないからね。75年から77年年もこのコンビで復活しているが、その間のチャックジョーンズのサイケなイメージやその他ちょうどこの頃の時代を反映した物もある意味懐かしいのであるが、作品としての仕上がりや音楽、子供に伝えたいことなど色々な意味で初期の物との差が大きい感じがする。もちろん運転しているので音を聞くだけであるが、楽器が奏でる音は電子音と違って他のアニメよりはストレスにならない。ちなみにチキチキマシーン猛レースも彼らの手による物である。
大阪に着いたのは渋滞等もあり10時近かったため子ども達は即寝であった。
画像私はお腹が空いていたので夜11時頃、外に食べに行った。この時間上本町で開いている店は少なく、日本料理を標榜している感じの店に入っていった。この店の外観もいけていなくて、中にいるおっさんは、想像通りかなり経営にしんどい感じであったが、開いている店がここしかないのでしょうがない。入ることにする。客は私一人。
景気とか、マーケティングとか色々話していたらいつのまにか私が先生になっていて、経営上のアドバイスを求めてきた。私は話を合わせていただけで全然素人だ。食べ物を待つ間、暇だったので適当に問題を整理してあげるとなんだか感謝されて写真のように岩牡蠣、ウニ、ハモ、フグ、その他おいしい物を出してくれてビール2杯、日本酒2杯飲んでお勘定は2500円であった。
いいねー大阪。やっぱりエモーショナルなのね。
翌日は連休最終日、渋滞が予想されたが例によって大阪出発は昼前。でもほとんど渋滞にはまることなく東京には18時頃着いた。
まぁいろいろあったが帰ってきてから娘が、「またホテルヨーロッパいこうね」と言ってくれた。何が良かったか聞くとテディベアーが可愛かったとのこと。あと福岡のイカとオコゼがおいしかったのでまた食べたいと。まっ旅行なんてそんなもんか。

日頃忙しいとなかなかコミュニケーションがとれない。車という狭い密室でずーっと一緒にいてつまらない会話をすることも実は思い出になったりするのかなぁ。
子供の頃、今は亡き父親と車の中で交わしたくだらない会話を思い出しながら、そのときはわからなかったがたぶん伝えたいことがあったんだろうなぁなんてことをおもった。

父親が伝えたいことは伝わってないけど、それでいいんだと思う。

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