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zoom RSS 普茶料理の梵

<<   作成日時 : 2010/03/07 05:39   >>

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画像私の知る福建省といえばウーロン茶だ。でも海流などの関係で日本に最もゆかりがある中国人というのも実は福建省出身の人が多い。聞くところによると福建は海沿いではあるが平地が少なく海外に出ている人が多いのね。台湾本省人もシンガポールやマレーシアを初めとする華僑も多くは福建省らしい。シンガポールではホッケンミーなんてあるもんね。書くまでもないが蛇頭も福建。貧富の差が大きく悪いイメージもある。
黄檗宗(おうばくしゅう)の開祖で福建から彼が持ち込んだインゲン豆の名の由来となる隠元隆gが豆と宗教以外にも中国式の精進料理を持ち込んでいてそれが普茶料理という名で存在していることを今回実は初めて知った。
京都の寺で精進料理が食べられるのと同様に黄檗宗萬福寺でも普茶料理が食べられる
オランダ出身で私と同じ仕事をしているピーター君は、普段はマレーシアに住むベジタリアンである。しかもヴィーガンという乳製品やダシに使う鰹など動物性の物を食べないのだ。ストイックな彼と正反対の私はなんだかわからないが気があって彼とは大変仲がよいのであるが、一緒に食事するときだけはいつも困る。
画像日本ではいつも寿司屋に連れて行ってカッパ巻きとかんぴょう巻きを食べさせてばっかりなので今回は来日に合わせ、吉原近くにあるという普茶料理に予約を取った。
擬製料理(精進材料で魚や肉の擬製品を作る料理)なのでベジタリアンとそこそこバラエティに富んだ料理が食べたいというわたしの両方のニーズを満たすからね。英語が堪能ということで私より年上のおじさん2人を誘って合計4人で鶯谷からタクシーに乗った。
結論から言うと感動した。これが動物性の材料なしでつくれるのか?というのと、普茶料理って精進料理なのに意外にストイックでないのね。そこがよい。中国的。(笑)
和三盆のお茶菓子から始まって、蛤の味に似せた麩、湯葉など小皿、青柳に見立てたヤマユリ、生麩で作った桜餅、節句前とのことで餅で作った小さな菱餅、古木に似せたゴボウ、こごみなど山菜、セリの入った卯の花などの盆。見た目の美しさもさることながら味は単調であるが少なくとも美味しいしダシが濃い。昆布がベースで、キノコ類などで微妙なベースの味を変えているようだ。
その後は蕪とジャガイモのお椀。なかにヨモギのとても良い香りの麩が入ってシンプルであるがわたしはこれが一番美味しく感じた。
画像ごま豆腐は普茶料理の代表的なものらしい。食べ慣れているのでさしたる感動はない。
この辺りに来るとピーターは感動して泣きそうになっていた。っと言うところまではいかないが、カッパ巻きとカレーの連続の食事とはちがうのでかなり満足しているようだ。
その後、メニューになかったが味噌がかかったコロッケが出て繊細な天麩羅が出て、抹茶の粉がかかったご飯など出てデザートのフルーツで終了。みんなこの店に行く人は8000円以上のコースを予約するようであるが私たちは6000円のコースでこれでも十分満足できる。
全体的に精進料理としては味もしっかりしていてお腹はふくれる。また油が多いため、ビールが進む。うまいぞ。
お茶は煎茶というかほうじ茶とウーロン茶しかない。おお、なるほど、福建省のウーロン茶もであるが、黄檗宗って煎茶道の開祖なのね。釜煎りの煎茶は中国風ですな。
建物は和風で入り口の部屋には以前ジョンレノンとオノヨーコが来たのだと言っていた。2人が来たお店って多いのね。
いやこの店の批評って毀誉褒貶様々なサイトでされているけど、矜持というか長く受け継がれてきた文化としてこういうお店は末永く残って欲しいと心から思う。この手の美意識は最近東京からは本当に減ったから。

っということでiPHONEで撮影したため、画像が悪いが載せちゃおう。
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